旬の食材

2017年

9月

二十世紀梨…兵庫県但馬産

香住の梨『二十世紀梨』は、日本海の潮風と夏の強い日差しを受けており、程良い甘味と水分をたくさん含んだ但馬を代表する果実です。

但馬では香美町香住区・新温泉町(旧温泉町)で産地ブランド化を図りながら栽培されています。
青梨の代表とも言える二十世紀梨は、シャリっとした歯ごたえと、瑞々しいジューシーさは格別です。豊富な水分を含みながら糖分が少ないので、残暑でバテがちな体への水分補給に適していると言えるでしょう。

一口メモ

冷やして食べるには、冷蔵庫の野菜室で約5度程度にすると美味しく食べる事が出来ます。ですが冷やし過ぎると程良い甘味を感じなくなってしまいます。

ピオーネ…兵庫県但馬産

ジャンボブドウとも呼ばれるピオーネは、巨峰とカノンホール・マスカットを交配して出来たぶどうです。

ぶどうの王様と言われる巨峰より果粒は大きく、非常に食べごたえがあります。
糖度が高く、強い甘みと酸味を併せ持った、大変風味の良いぶどうです。
ぶどうに多く含まれるポリフェノールには、ガンや動脈硬化の予防に効果があると言われています。また、赤ぶどうに多く含まれるアントシアニンは目の疲れや病気、視力回復に効果があると注目されています。

一口メモ

粒の色が濃いもので白い果粉がたくさん付いているものがお勧めです。これはブルームと呼ばれるミネラル分や美味しさのかたまりです。ブルームを落とさないように軽く水洗いしてから、2・3時間冷やすと甘味が一層引きたった味になります。

畑ヶ平だいこん…兵庫県但馬産

「畑ケ平だいこん」は、新温泉町岸田の標高約1000メートルにある畑ケ平高原で栽培されています。

大根の栽培に適した平地よりも四・五度低い気候と赤土で栽培された、きめの細かい身が詰まっている甘い大根です。大根にはジアスターゼという消化酵素が多く含まれているので、 消化を助けてくれ、二日酔いにも効果的な成分です。

一口メモ

煮物や大根おろしなどのあっさりとした調理法で残暑を乗り切りましょう。

8月

ピーマン…兵庫県但馬産(JAたじま)

「たじまピーマン」は、「色が濃いから旨い」をキャッチフレーズに、豊岡市・但東町を中心に栽培されています。昼夜の気温差が大きいという気候条件が、色艶・味共に良い、美味しいピーマンを生み、県内一の夏秋ピーマン産地となっています。

また、兵庫県食品認証制度の認証を受けており、品質面でも高い評価を受けています。特産「たじまピーマン」を栽培するJAたじまピーマン協議会は、生産技術を高め、安定的な生産を目指しています。

一口メモ

ピーマンには、100g中のビタミンCの含有量がレモン並みで、2個で一日の必要量を摂ることができます。しかも、加熱しても栄養価の変化が少ないので、炒めて食べればレモンよりずっとたくさんのビタミンCを摂る事が出来ます。

轟大根…兵庫県但馬産(JAたじま)

轟大根は、養父市関宮町轟の標高750mに位置する杉ヶ沢高原で、数名の生産者により栽培されています。

早朝3時頃から収穫された大根は、各生産者により水洗いされた後、出荷場に運び込まれ1本1本丁寧に箱詰めされます。キメが細かく、瑞々しいと大変好評な大根です。

一口メモ

大根には消化を助ける作用があるので、大根おろし等、あっさりとした調理法で夏を乗り切りましょう。

7月

…京丹後久美浜産

現在市場に出回っている品種は、白鳳系と白桃系がほとんどです。

白鳳系は上品な甘さがあり、果汁が多く肉質も柔らかいのが特徴です。白桃系は肉質がしっかりしており、水蜜桃と言われるぐらいの甘い果汁をたっぷり含んでいるのが特徴です。桃の果肉は水溶性のペクチン(食物繊維)を比較的多く含み、コレステロールを減らす作用や、便秘の解消や予防に効果があります。ちなみに桃はバラ科さくら属に分類され、原産地は中国と言われています。

一口メモ

食べる前に1~2時間程度冷蔵庫で冷やすと美味しく頂けます。熟す前に冷蔵庫に入れて冷やしたり、長時間冷やし過ぎると味が損なわれるので注意しましょう。

小玉西瓜…京丹後久美浜産

当市場へは、主に姫甘泉とパロディーの2品種が入荷しています。丸型の姫甘泉は、真っ赤な果肉でとても糖度が高く、果汁も豊富です。

ラグビーボール型のパロディーは、果肉の色は少し薄めですが、こちらもとても糖度が高く美味しい西瓜です。西瓜には抗がん作用があり、免疫力を高めるカロテンや、利尿作用のあるカリウムが多く含まれている他、シトルリンという尿を作る働きをするアミノ酸が含まれており、高血圧の予防にもなります。冷やして食べると甘味を強く感じますが、多く食べると一時的に体温が下がって消化機能が低下します。又、油を多く使った料理との食べ合わせにより、下痢を起こす事があります。このような事から、天ぷらと西瓜は食べ合わせが悪いと言われているのかも知れません。

一口メモ

冷蔵庫にすっぽり入る大きさなので、2~3時間程度冷やしてからお召し上がり下さい。

小菊南瓜…京都府丹後産

小菊南瓜はあっさりとした味の為、好みの味付けに変えやすい事や、煮崩れしにくい事等が特徴の日本種のかぼちゃです。

本来の味を楽しむと言うより、好みの味を楽しむ事が多く、高級会席料理の食材として人気があります。栄養価も高く、カロテンやビタミンB1・B2・Cを多く含んでいます。カロテンやビタミンCには抗酸化作用があり、活性酸素を除去してガン細胞の発生を防いでくれるので、優秀なガン予防食品と言われています。又、カルシウム・鉄分もバランス良く含んでいます。

一口メモ

「小菊かぼちゃ」という名前は、真上から見ると菊に似ている事から付けられたようです。その美しい姿、形を生かし、器として用いてみるのも良いのではないでしょうか。

6月

きゅうり…兵庫県但馬産

きゅうりは、瑞々しい香りとパリッとした歯切れの良さがいのちです。表面の突起とそこについている刺を通常「いぼ」と呼んでいますが、このいぼがチクチクするものほど新鮮な証拠です。

全体の90%以上が水分で、ビタミンC・カロチン・カリウム等が含まれますが、含有量は低く栄養の多い野菜ではなく、むしろ世界一栄養が無い野菜としてギネスブックに登録されているようです。

一口メモ

やはり生食が一番おすすめですが、漬物にしての堪能な味の深さを味わうのも一興です。

トマト…兵庫県但馬産(友の会)

生産者友の会から出荷されるトマトは、全てひょうご安心ブランドの認定を
受けており、どなたでも安心して食べて頂けます。

品種を厳選し、苗を共同購入して品質の統一に取り組み、生産者が苦労して
栽培した愛情たっぷりのトマトです。

一口メモ

冷蔵庫でよく冷やし、塩や醤油をさっとかけ、トマト本来の美味しさを堪能して下さい。

茄子…兵庫県但馬産

茄子は煮ても焼いても美味しく、油と相性も良いので炒めても美味しい万能の食材と言える野菜です。

カロリーが低く、血圧を下げたり肝機能を高める作用があると言われています。

一口メモ

切ると直ぐに黒ずんでしまうので、アク抜きを兼ねそのまま直ぐに水にさらしましょう。焼いて熱いままの状態で皮を向き、少量の醤油をかけて食べるとより美味しいです。

5月

そらまめ…兵庫県但馬産

そらまめは奈良時代にエジプトから日本に伝わりました。名前の由来は実が空に向けて実るからだそうです。

美味しいソラマメの見分け方は、緑色が鮮やかで艶があるものを選びます。また、ふっくらと膨らみ、触った時にしっかりと弾力があり、持った時に重みを感じる物を選んでください

一口メモ

ソラマメを長期保存したい場合は、さやから出して1分ほど塩茹でした物を冷凍します。まだ温かい状態で冷凍庫で一気に冷やして凍らせます。

木の実…兵庫県但馬産

木の実は、「実山椒」と呼ばれる山椒の未熟の実の事です。

香りが高く、「山椒は小粒でピリリと辛い」と例えられるように、少量でも強い辛味が特徴の晩春の食材です。山椒の香りには、食欲を増進し、食材の臭みを抑える効果があります。又、昔から健胃剤や虫下しの薬としても、民間療法や漢方薬の原料として使われてきたと言う歴史ある薬味でもあります。

一口メモ

木の実は灰汁がある為、塩を加えた熱湯で30分ほど下ゆですると良いようです。佃煮が一般的な料理方法で、ピリッとした山椒の風味が食欲をそそります。

うすいえんどう…兵庫県但馬産

甘みが強く、加熱調理するとホクホクとした食感が特徴的です。

関西地域を中心に流通している実エンドウの一種で、ビタミン類やミネラル、食物繊維の他、たんぱく質も多く含んでいるようです。ちなみに、うすいえんどうという名前は、大阪府羽曳野市の碓井(うすい)地区からきているようです。

一口メモ

卵とじや豆ご飯として調理されるのが一般的です。実を取った後のサヤだけで煮込むと、豆の甘いダシを取る事が出来、このダシで豆ご飯を炊くと、よりいっそう風味の増した豆の旨みを堪能出来ます。

山ぶき…兵庫県但馬産

古くから山野に自生している野菜で、栽培は10世紀以前からされていたと言われています。
特有の香りと苦味が特徴の春を代表する山菜のひとつです。

ふきの食用する長い部分を「茎」と呼ぶことがありますが、実際には「葉柄(ようへい)」といいます。葉柄は葉と茎の接続部分のことで、ふきの本来の茎は地下にあります。

一口メモ

ふきを鍋に入る大きさに切り、塩をふりかけ、まな板の上で板ずりした後、たっぷりのお湯で3~4分アク抜きをしてから佃煮にすると美味しく食べられます。

4月

わらび…兵庫県但馬産

わらびは全国に自生しているシダの仲間の一種で、山菜として若芽を食用にします。
また、わらびの根には澱粉が多く含まれており、この澱粉からわらび餅のもととなるわらび粉が作られます。

わらびは森の中ではなく、比較的日当たりの良い場所に生えます。
先がまだ丸く、開いていないものを採るようにしましょう。なるべく根もと付近から手で折りますが、簡単にポキッと折れるところから上を採取します。産毛がたくさん付いているものが新鮮な証拠です。

一口メモ

ビタミンEが比較的多く含まれているので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立ちます。

葉わさび…兵庫県但馬産

独特の風味とさわやかな辛味が特徴で、食欲をそそる食材です。

ビタミンCを豊富に含んでいるだけでなく、わさびの辛味はビタミンCの酸化防止に役立ちます。又、病原菌を強烈に殺菌する力がある事も分かってきているようです。

一口メモ

醤油漬け等で独特の風味を堪能して下さい。辛味は抜けやすいので、作った醤油漬けは密封して、冷蔵庫で保管し早めに食べ切りましょう。

たけのこ…兵庫県但馬産

春の味覚を代表するたけのこは、独特の旨みが特徴で、カロリーも低い為ダイエット食材としてもおすすめです。又、食物繊維が豊富な為、コレステロールの吸収を防ぐ働きがあり、大腸がんや動脈硬化の予防にも良いようです。

たけのこは成長が早く、10日(旬内)で竹になると言われるところから「筍」の字が宛てられたようです。また竹の若芽である為、竹の子供と言う事で「竹の子」とも呼ばれています。

一口メモ

生のままおいて置くと、時間と共に固くなりえぐみが増すので、鮮度を保つ為手早く下茹でをしアク抜きをしましょう。水にぬかと赤唐辛子を入れて茹でるのがポイントです。煮物やあえ物、炒め物や炊き込みご飯等、春の味を満喫してみて下さい。

こごみ…兵庫県但馬産

こごみはクサソテツの若芽で独特の「ぬめり」が特徴的な山菜です。他の山菜類と異なりアクが少ない為に簡単に料理でき、誰でも食べ易い春の野菜です。

若芽の間だけ先端を内側に巻いており、山菜として食べる時期は芽が丸まっている間だけと言われます。若芽なので成長が早く、一週間で葉が開ききってしまうので旬の時期は数日しかありません。このくるんと丸まった葉の中に春の力と香りを蓄えた春の食材です。

一口メモ

アクが少ないので塩を加えた熱湯でさっと茹で、水にさらすだけですぐに和え物などに利用出来ます。ですが先端の内側の巻葉の部分は、水をたくさん溜め込んでしまうのでよく水気を取り除くようにして下さい。

3月

うど…兵庫県但馬産(JAたじま)

うどは特有の香りとほのかな苦味、そしてシャキッとした歯触りが持ち味の野菜です。

先の芽がみずみずしく、茎が太めで穂先まで張りがあり、全体にうぶ毛が密生しているものが良品です。また、山うどは茎が短めで香りが強いかどうかもチェックポイントです。

一口メモ

うど(独活)は大木になる? “うどの大木”という言い回しがありますが、これがその「うど」です。うどは大木にはならず、大きくなってもせいぜい3m程の草なんです。

ふきのとう…兵庫県但馬産

ふきのとうは雪が解け始める春先にいっせいに芽を吹き出します。そのため地方によって収穫できる時期がかなり違ってきます。

締まりがあり、つぼみがまだ硬く閉じていて、周りの葉で花芽が見え始める位までの物を選びましょう。
大きくなるにつれ苦味も強くなるので、小ぶりの物を選んだほうが良いです。
高血圧予防、肝機能強化、健胃効果、発ガン物質抑制など多くの効能を持っています。

一口メモ

アクが強いので、おひたしや和え物の場合はアク抜きをしなければなりません。天ぷらの場合はアク抜きをする必要が無く、独特の香りと苦味を楽しめる大変美味しい食べ方です。

2月

かおりの…兵庫県但馬産

2010年に新しく品種登録されたいちごで、そのさわやかで上品な香りから「かおりの」と名付けられました。

酸味が少なく、程よい甘さと果肉がしっかりしているのにジューシー。
なんといっても名前の通り、とてもさわやかな香りが魅力的ないちごです。

一口メモ

へたを取ってから水洗いすると、へたの部分からビタミンCが流れ出てしまうので、へたを取らずにさっと水洗いして食べましょう。 イチゴはへたとは反対側の先端のほうが糖度が高いので、大きいイチゴはへたを持って食べるよりも、先にへたを取って、へた側から食べると最後まで甘味を感じることができます。

キャベツ…兵庫県但馬産(友の会)

甘味が強いのが特徴で、生食でも食味が良く、サラダ感覚で召し上がれます。

オールマイティな食材ですが、寒い季節なので鍋や味噌汁の具にもオススメです。

一口メモ

<キャベツの保存方法> キャベツは芯の部分から傷み始めるため、芯の部分をくり抜き、その穴に水を含ませた脱脂綿またはペーパータオルなどを詰め保存します。空気にふれたまま保存しておくとカビができやすいので、ラップで包むなどして空気にふれないよう工夫をします。

岩津ねぎ…兵庫県但馬産(JAたじま)

日本三大葱のひとつ「岩津ねぎ」は白ねぎと青ねぎの中間種で、青いところから白いところまで全て余すところなく食べることが出来ます。

白ねぎにはない香り、甘さ、柔らかさが特長で、雪や霜にあたるほど旨みを増し、鍋物や焼き物にするとトロリとやわらかく、料理研究家からも「鍋物に最適のねぎ」と賞賛されています。
朝来市では「岩津ねぎ料理コンテスト」を開催しており、美味しい岩津ねぎの食べ方がどんどん増えています。

一口メモ

おいしさの目安は、雪や霜にあたって葉先が少し黄色くなったもの、折れた葉からゼリー状のものが出ているものが目印です。

1月

生椎茸〈菌床〉…兵庫県但馬産(JAたじま)

肉質が厚く食味が良いのが特徴で、鍋には欠かせない食材です。

しいたけは袋かパックに詰められて販売されていますが、そのまま冷蔵庫に入れると中に水滴が付きます。シイタケはこれを嫌い、濡れた所から傷んでしまいます。長持ちさせたい場合はキッチンペーパーや新聞紙などでくるんでから袋に入れて、冷蔵庫に保管しましょう。さらに、軸が上になるように置くと日持ちが良くなります。

一口メモ

鍋以外では、そのまま素焼きにする他にも、和洋中問わず様々な料理に使えます。ポン酢、ショウガ醤油、レモン汁など、お好みでどうぞ。 軸の部分には旨味が詰まっているので、捨てずに使いましょう。

章姫いちご…兵庫県但馬産

粒が大きく、酸味が少なく、甘味が強いいちごです。特に寒さが厳しいこの時期は甘味がのっています。

いちごにはビタミンCがたっぷり含まれており、中ぐらいの大きさであれば5~6粒も食べれば1日の所要量(100mg)を満たしてくれます。風邪の予防や美肌効果に大きく期待ができます。

一口メモ

へたを取ってから水洗いすると、へたの部分からビタミンCが流れ出てしまうので、へたを取らずにさっと水洗いして食べましょう。 イチゴはへたとは反対側の先端のほうが糖度が高いので、大きいイチゴはへたを持って食べるよりも、先にへたを取って、へた側から食べると最後まで甘味を感じることができます。

岩津ねぎ…兵庫県但馬産(JAたじま)

厳しい自然の中、農家が大切に育てたねぎは、霜にあたるほど旨味が増し、ヌメリが多く甘味が強いのが特徴です。

白ねぎ・根深ねぎに分類されるねぎでありながら、緑の葉も柔らかく美味しく食べられます。江戸時代、朝来郡生野町に栄えた生野銀山で働く人々の冬季の栄養源として、本格栽培が始まったのが起源で、真夏に苗を植え付け、凍てつく冬に収穫します。

一口メモ

ねぎをそのまま素焼きし、トロリと柔らかくなった岩津ねぎ独特の旨味を堪能して下さい。塩やポン酢等さっぱりした味付けでより芳醇な甘さと旨味が際立ちます。

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